2010年6月25日金曜日

実習発表会 Part3 発表順7−8まで

古い「医食同源」から新しい「生活習慣病」まで食事と健康の問題は今も昔も切っても切れない関係である。この班では健康診断結果と食生活アンケートについて相関関係(関連の有無)や地域ごとでの比較検討を行ってくれた。古典的かつ現代まで続く食と健康の問題、世間一般で言われていること、常識的と思われていることでも、なかなか結果がきれいに出なかったりもするのだが、出ないなら出ないとして、なぜ出てないのか、研究プランに問題はないのかなどの検討も大事である。

特定検診、特定保健指導の話第2段。有名な「腹囲」が含まれた診断基準に関する疑問点の検討、そして今進行している国内外で進んでいるメタボリックシンドロームに関する診断基準の改定の動向まで学習してもらったようである。ある時点での基準、常識は将来にどうなっているかはわからない。そういう意味で今後どうするべきかについて、新たな基準を想定して検討してくれたなかなか有意義な発表だったのではないだろうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿