2010年9月5日日曜日

第12回感作性物質小委員会

先週はずっと京都と福井を往復しておりましたが、週末は感作性物質にかかわる会議のために東京へやってきています。
前回の会議からの経過の報告の後、佐藤先生(福井大学)、皆本先生(熊本大学)、亀尾先生(群馬大学)の3名の先生がドイツ・オランダへ訪問しての現地の先生と交流の結果報告が行われました。ドイツでの感作性物質の分類をしている先生方からレクチャーを受け、様々な専門的な情報を頂いて帰ってこられ、その内容とともにドイツ・オランダでのドイツ薬事博物館の観光(?)の話など楽しいお話を十分に聴かせていただきました。また以前の本会議の話にも出てきたQSARの話についても、感作性予測をよりよくするために、ソフトウェアの見地からの話と提言(おもにバージョン間の整合性の問題が出てきているようです)や新規物質の選定の話、そして対象物質の制限の話(すべての物質を取り扱うというのは夢物語、金属物質や錯体、分子量が極めて大きな物質などは取扱がかなり難しいらしい)など新たな話が出てきており、困難なところも多いが、それだけに面白い話となってきているといえるだろう。

ときに話は変わるが日本は治安がいいため、海外に出たときには様々な犯罪に気をつけないといけないというのはよく聞く話。詐欺やぼったくりに遭ったという話とともにすりの話もよく聞きます。でも正直私はすりの手をはたいて追い返したという話は今日初めて聞きました。さすがに隙がないな、と思いました(誰のことかは一応伏せておきます)

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