2010年2月21日日曜日

感作性物質会議

昨日は東京で当教室日下教授を筆頭に感作性物質に関しての会議が行われた。えらい先生が集まって職業性のアレルゲンとなる物質の分類についていろいろと討議している。アレルゲンを含めた化学物質の危険性については、国際的にはGHSという分類ができて日本もそれに今準拠しつつあるところである。それに関係した活動の一環だ。
またもうひとつの柱がQSAR。QSARは日々新たに開発される新物質の人体に対する影響を予測するためのソフト・・・と思えばいいだろうか。なかなか予測というのは難しい、というのが結論だが、未然に人に対する有害事象を防げればそれにこしたことはない。そう思うとこれはこれで大事な話である。
ちなみに余談ではあるが、会議中に会議記録をとっていた梅村先生のICレコーダーが停止。私(田村)が何の気なしにICレコーダーを別途動かしていたので事なきを得たが、ICレコーダー停止の理由が「メモリがいっぱいです」。産業衛生学会の事務局長として仕事をいっぱいいっぱいに抱えてる梅村先生自身も多分「メモリがいっぱいです」。ペットは飼い主に似るというが、機械も持ち主に似るようだ。

たろう

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