2011年3月12日土曜日

タイでの地震の影響

もう昨日のことになってしまいましたが、大地震により各地で大きな被害が出ているとのことで誠に痛ましいことです。そんな余波を我々福井大学環境保健学チームも被ってしまいました。日下教授、佐藤准教授、私の乗る予定の飛行機、関空行きがキャンセルになってしまいました。その状況下で行動はそれぞれ。佐藤先生はいち早く空港入りしておりキャンセル待ちで羽田へ、私はちょっと遅れて空港入りしたため、やはりキャンセル待ちで成田へ、日下教授はタイのホテルへ滞在して関空へ行く飛行機をゲットする方針のようです。さて、三者三様の行き先となりましたが、はたして福井に一番最初に到着するのは誰なのでしょうか。
私は月曜日に外来があるのですがそれには無事に間に合うのでしょうか・・・

とまぁそういう軽口はともかくとして、一番大変な思いをしているのは震災地の皆さまであることは間違いないことですが、海外にいたらいたで大変でした。幸いタイの仕事仲間であるPaul先生とその婚約者のNamさんが非常に親切にサポートしてくださっているのでだいぶ助かりました。逐一地震に関する情報を伝えてくださり、同時に飛行機のフライト状況についても確認連絡してくださいました。それ以外にも非常にお世話になっているのですがこの突発的事態にも助けていただき感謝に堪えません。しかし痛感したのはやはり海外でなんの準備もないと情報の入手手段が非常に限られるということ。海外で携帯電話を使えるようにするかどうか、いつも悩みつつ、無精が勝って手続きしないまま出てくることが多いのですが、やはり通信手段はもっておくほうがいいと後悔させられました。

日本に到着してどのような被害状況かまた確認するつもりですが、はたしてどの程度の被害になるのでしょうか。

たろう

2011年3月11日金曜日

AIR Pneumo Meeting in CCIT

昨日はACOHの二日目でした。しかし私と日下先生は午後から学会を離れタイのCentral Chest Institute of
Thailand(CCIT)でAIR Pneunmoの会議を行いました。
議題の中心は昨年12月に行われた2nd AIR Pneumo in Thailandの試験結果に関する話でした。そのほかにも今後のAIR
Pneumoの改善のためのプランや、第1回日本AIR Pneumoの打ち合わせなども行い、非常に有意義な時間となりました。

しかし本来参加できたであろうILOのIgor先生が病気でこれなかったのは残念です、またタイのKiat先生は参加しておられましたが、足を怪我しており杖をつきながらの参加ということで、お二人とも是非早く快癒していただきたいものです。

ちなみに、その会議が珍しく早めに終わったので、私とPaul他、計5人で夕方からタイの街へ地下鉄などを使いおでかけできました。私はタイへ入国したのは・・・・多分5回目か6回目ですが、Bangkokの街を歩いたのは実は初めてかもしれない。少なくとも電車を使ったのは初めてで、5回目にして初めてタイへ来た気分です。いつも会議の場所とホテルだけしか行きませんからね・・・

2011年3月9日水曜日

ACOH2011初日

だいぶ間が空いてしまいました。研究会も定期的に行われていますし、この間学生の試験などもあったのですが、ついつい筆が遠のいておりました。

久しぶりの更新は、また学会の報告です。現在タイはバンコクのエメラルドホテルにおいてACOHアジア産業衛生学会が行われています。本日は当教室日下先生も参画しているILOのセッションも行われておりました。同時に今日は当教室佐藤先生の発表や、私の発表もありました。通常は日下先生の写真を出すことが多いのですが、敢えて珍しく私の写真など提示してみます。正直言うと、学生時代から英語は大の苦手(というより嫌い)でしたので、今でも英語力については非常に不安が残るため国際学会の発表は緊張しますが、今回はそれなりになんとか形になったようです。質問をくださったのは産業医大の高橋
謙教授でした。それなりに質問にも答えられたところで、昔に比べれば英語についても・・・英語力はともかく度胸はついてきたようです。後は度胸ではない実力の方が問題というところでしょうか。

学会は明日、明後日と続き、明日はAIRPneumoの仲間と一緒に会議も予定されています。余裕があれば更新したいと思いますが・・・余裕・・・あります・・・かね?

たろう