2010年11月5日金曜日

第51回日本肺癌学会総会

昨日、一昨日と広島で行われた日本肺癌学会に参加してきました。共同演者である帝京大学江口先生と関先生を中心としたJGSARD研究のベースライン結果の発表です。実に9810名の一般住民に対して胸膜変化の所見を調査しているこの研究の最終結果は論文としての公表待ちですが、現時点での途中経過的な解析が中心となりました。居住歴・職業歴・胸膜プラーク(胸膜変化)の出現率についての解析結果でしたが、あまりにも多数の情報があるため、規定の発表時間5分の時間内では限界がありました。
さて、私の発表のことはともかく全体的なことですが、非常に多数の人が集まる中、意外に狭かった広島国際会議場、休日でもあった3日の昼前後はすごい人でした。広島といえば国際的にも有名な都市(のはず)だし、もっと大きい会場なんだと思っておりました。いや、こんな狭いところで最初から収まるわけ無いんじゃ、隣のつながってるあの建物とかも借りればいいのに・・・とか思ったら、その建物は平和記念資料館だそうで・・・・幼稚園児時代に訪れて以来二度と近づきたくない原爆資料館ですが、なんとなく記憶と違う気がします。でも近づきたくないし思い出したくもないので(怖いから)、中に入って確かめたりはしませんでした。
ということであまり広くなかった国際会議場の中に人がひしめきながら今回は主にCT検診関係を中心に見させていただきました。しかし裏でいくらでも聞きたいセッションがあって、特に中皮腫のセッションはあまり聞かなかったことを後悔しております。
そのほか、以前近畿中央胸部疾患センターでお世話になった先生方にもいくらかお会いでき、ご挨拶等できたこともよかったことです。

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